辞書の旅

あいうえお順、辞書名、検索、今日の言葉。辞書への敬意を持ちながら、佐藤嘉洋の解釈を主役として読むページです。

今日の言葉

ドーピング

【考察】 ドーピングのやれる環境に身を置かないことが一番。 向上心のある人間にとっては。

この言葉を読む

辞書の旅

佐藤嘉洋は、この言葉をどう旅したか。

辞書の語釈を入口に、佐藤嘉洋の解釈・記憶・文脈へ進むための検索室です。

なにとぞ君
辞書の旅検定 20秒で、佐藤の解釈から言葉を当てる。

なにとぞ君が出す考察・持論を読んで、どの見出し語のことかを4択で選びます。10問連続正解で合格です。

146件

#1919
小説
辞書の旅

【小説】
僕が上になっていた時間は異常に短く、そして呆気ない幕切れだった。
隣の女が片手で煙草を吹かしながら、囁くように、しかし突き刺さるように言葉を発した。
「弱い」

辞書語釈(抜粋)

①能力が劣り、対立関係にある相手や困難・障害などにうち勝つ見込みがない様子だ。

弱い

#1938
随筆
辞書の旅

【随筆】数年前から好きになったラーメンがある。
あるとき、行きつけのラーメン屋でスープを全部飲み干したとき、小さい頃に一度だけ連れられていったラーメン屋と同じ系統の味だったことを、僕は呼び覚まされた。

辞書語釈(抜粋)

②何かがきっかけとなって古い記憶をよみがえらせる。

呼び覚ます

#1945
小説
辞書の旅

【小説】
アナコンダ皮痴くんが、右手に持った缶ビールを一気に飲み干した。

辞書語釈(抜粋)

ルールは守ろう、と!」
縦(よ)しんば…論旨を明確にするために、極端な事態を想定してみる様子。

「よしんばあの嬢が本番を持ちかけて来…

#1993
小説
辞書の旅

【小説】暗い電灯に妖しく照らされた階段を上って扉を開けると、ほのかな石けんの香りが漂い、かっちりとスーツを決めた紳士風の男が、恭しく僕に挨拶をする。
「マットヘルスの天国にようこそ、皮痴さま」

辞書語釈(抜粋)

〔「よくこそ」の変化〕相手の訪問などを喜び迎える時の言葉。

ようこそ

#1998
小説
辞書の旅

【小説】左手で君を抱きながら、頭の匂いをかぐと、「もうやめてよ」と僕の胸を軽く叩く君。
無情にもタイマーが鳴る。
「お疲れさまでしたあ」
余韻も終わった。

辞書語釈(抜粋)

②気持よく事が終わったあとにしばらく残るいい感じ(趣)。また、詩文などの、言外に感じられる趣。

余韻

#2004
小説
辞書の旅

【小説】
まさか今日、僕の泊まっているホテルに君が来るとは、夢にも思わなかった。

辞書語釈(抜粋)

〔否定表現と呼応して〕たとえ夢の中という非現実の世界であろうと、そのような事は全く想定できないということを表わす。

夢にも

#2024
小説
辞書の旅

【小説】
「ただの遊びだったのね」
「君とは行きずりの縁で一夜を共にしただけさ。連絡先を交換する必要はない」
そして僕は一度も振り返らずに部屋を出た。
昨夜はどうかしてたぜ。

辞書語釈(抜粋)

旅の途中などでたまたま話をしたりしただけで、その後は何の関係も無いこと。

行きずりの縁

#2051
小説
辞書の旅

【小説】
「君と一緒にいたいのは山山なんだけれど、僕にはどうしても行かなくちゃならない場所があってね」
風の谷の住人、アナコンダ皮痴は、振り返らずにドアを開けて出ていった。

辞書語釈(抜粋)

②実際にはそうはいかないが、この上もなくそうしたい気持をいだく様子。

山山

やまやま

#2068
小説
辞書の旅

【小説】
冷たい態度であしらわれたものの、彼女は矢張、僕のことが好きだったに違いない。
でもおかしいな。
LINEがずっと既読にならないんだ。

辞書語釈(抜粋)

②他の可能性も考えられないではなかったものの、結果として当初予測(期待)した通りのことが認められる様子。

矢張

やはり

#2092
小説
辞書の旅

【小説】
やさしく抱きしめ、愛撫を加えていると、「今度はわたしの番よ」と体勢が入れ替わり、軈て彼女の小さな頭は僕の身体を徐々におりていった。

辞書語釈(抜粋)

①事が進んで、あまり時間が経過したとは感じられないうちに新たな局面を迎える(最終的な局面に至る)様子。

軈(やが)て

#2093
小説
辞書の旅

【小説】密かに想いを寄せていたあの子との初デート。
ディナーでは初めて長い時間を一緒に過ごした。
帰り際、手を繋ぎたかった。
矢も盾も堪らなかったが、僕は勇気なしのヘタレだった。

辞書語釈(抜粋)

その事をしたいという衝動をどうにも抑えることが出来ない。

矢も盾も堪らない

#2108
小説
辞書の旅

【小説】なだらかな傾斜の山は張り詰めた様子で、僕は揉むことによって、それを柔らかく解きほぐそうとした。
上空で声がした。

辞書語釈(抜粋)

①堅い状態のものを柔らかくなどするために、その物を手でつまんだり 掌にはさんだり していろいろな方向から押すようにして強い力を加える。

揉む

#2145
小説
辞書の旅

【小説】
「誰か申し出てみよ!」
勇気を出して手を挙げた。
「やらせてください!」
そして僕は、ストリップのまな板ショーを初体験した。

辞書語釈(抜粋)

自分にそういう意思・意見や希望・要求が有ることを、立場の上の人(関係当局の者)に正式に伝達する。

申し出る

#2153
小説
辞書の旅

【小説】
「免許皆伝よ」
「師のご指導がなければ、とても到達できませんでした」
妙齢になった性の伝道師と僕はベッドサイドで放心していた。
「私をここまで悦ばせたのは、後にも先にも、きっと君だけでしょう。おめでとう」

辞書語釈(抜粋)

奥義をすっかり伝えられていること。

免許皆伝

#2254
小説
辞書の旅

【小説】
何度断られても、脈はあるはずなのだ。
少なくとも嫌われてはいまい。
あのブログは、毎日僕に向けているラブレターみたいなものだ。
よし、今日もあの娘を予約しよう。
「店長。アイツから電話きたら、体調不良って断って!」

辞書語釈(抜粋)

②🅱前途へつながる望み。

#2449
服従
辞書の旅

【服従】僕はあなたの言うことを何でも聞きます。

辞書語釈(抜粋)

〔心情的には貴方の僕(しもべ)に過ぎない私、の意で、もと、男子の謙称〕
男が同等(以下)の相手に対して使う、砕けた自称。〔青少年にとっては「おれ」などより改まった言い方として用...

#2479
小説
辞書の旅

【小説】
「某嬢がとうとう復帰したみたいですよ」
「皮痴くんマジっすか。いや、でも、僕はもう不特定多数との粘膜と粘膜の接触は避けるようにしているんです」

辞書語釈(抜粋)

なんとかいう人(所)。〔具体名がわからない、また、具体名を明示したくない場合に用いる〕

ぼう

#2666
小説
辞書の旅

【小説】
「僕は浮気してないよ」
浮気?浮気をしてない?
この単語が彼の頭にあるから、口から出てくるのよね。
ということは、彼は浮気を望んでいるってこと?
殺してやる。

辞書語釈(抜粋)

その場の状況や他人の言動などの持つ意味を、自分の思い込みで深く考え過ぎること。

深読み