辞書の旅

あいうえお順、辞書名、検索、今日の言葉。辞書への敬意を持ちながら、佐藤嘉洋の解釈を主役として読むページです。

今日の言葉

縦社会

たてしゃかい

1813 縦社会は時代にそぐわないという風潮もあるが、良いところもある。 まず第一に、先人への感謝を感じやすい。

この言葉を読む

辞書の旅

佐藤嘉洋は、この言葉をどう旅したか。

辞書の語釈を入口に、佐藤嘉洋の解釈・記憶・文脈へ進むための検索室です。

なにとぞ君
辞書の旅検定 20秒で、佐藤の解釈から言葉を当てる。

なにとぞ君が出す考察・持論を読んで、どの見出し語のことかを4択で選びます。10問連続正解で合格です。

335件

#1195
小説
辞書の旅

【小説】
僕は風俗通いを追求されて居直った。
「何が悪い? 女のエステと同じだろうが!」
そういって背中を向けて部屋を出ようとした。下を見たら腹から出刃庖丁が突き抜けていた。

辞書語釈(抜粋)

❶すわり直して姿勢を正す。いずまいを正す。
❷追いつめられて、急に威圧的な態度に変わる。

居直る

#1349
小説
辞書の旅

【小説】
「俺は常に三人の女を日毎に取っ替え引っ替えしているのだが、ときにはダブルヘッダー、いやトリプルヘッダーだって辞さないぜ」
とコミュ障の童貞が妄言した。
言うは易く行うは難し。

辞書語釈(抜粋)

言うだけなら誰にもできるが、それを実行するのは難しい。

言うは易く行うは難し

#1350
小説
辞書の旅

【小説】
「あの女、言うに事欠いて俺のことを小さいだの早いだの、めちゃくちゃバカにしてくるんだよ」
と彼は肩を落とした。

辞書語釈(抜粋)

ほかに言いようがあるのによりによってこんなことを言うとはの意で、不用意で場違いの発言を非難していうことば。

言うに事欠いて

#1353
小説
辞書の旅

【小説】
「あの……いえ、なんでもありません」
地下鉄で私の前に座る女性が言い淀んだ。
どうしたどうした、私に一目惚れでもしてしまったのかい?
「ち、チャックが開いてます……」

辞書語釈(抜粋)

言おうとしてためらう。また、ことばが出てこなくてつかえる。

言い淀む

#1375
小説
辞書の旅

【小説】
暗黒の中に俺はただ突っ伏していた。
何もかもを失い、希望は見いだせない。
光がないと恐怖心でいっぱいになる。
待てよ。
死への恐怖は、生きる希望ではないのか。

辞書語釈(抜粋)

❶光がないこと。暗やみ。
❷社会の秩序が乱れたり抑圧されたりして希望が見いだせない状態にあること。

暗黒

#1404
小説
辞書の旅

【小説】
「もうあの人に合わせる顔がないわ」
「どうしたのよ?」
「初めてなのに、その…吹いちゃったのよ」
と、女が恥ずかしそうにしていた。

辞書語釈(抜粋)

面目なくて、その人の前に出られない。
《表記》「会わせる顔がない」とも。

合わせる顔がない

#1405
小説
辞書の旅

【小説】
「泡を吹かせてやったよ」
「誰かを驚かせたり苦しめたりしたのかい?」
「初めて塩を吹かせてやったのさ」
と、男が自慢していた。

辞書語釈(抜粋)

人を驚かせたり苦しめたりする。一泡吹かせる。

泡を吹かす

#1428
小説
辞書の旅

【小説】
「今日は忙しくなるぞ。嵐の前の静けさだなあ」
「店長、その使い方は不適切ですよ!」
「めんどくせえヤツだな」

辞書語釈(抜粋)

異変が起こる前の不気味な静けさ。
▼暴風雨が襲う前に辺りが一時静まり返ることから言う。
《注意》忙しくなる前の静けさの意にいうのは不適切。

嵐の前の静けさ

#1429
小説
辞書の旅

【小説】
「洗い出してみりゃ、聖人君子ぶったあの人の素性は酷いものだ」
「表向きは綺麗事ばかり並べているから、余計にイメージが悪いよね」

辞書語釈(抜粋)

❶洗い始める。
❷表面を洗って下地などを出す。
❸詳しく調べて、隠されていた事実などを明らかにする。

洗い出す

#1440
小説
辞書の旅

【小説】「自分で選んだ嬢ですから、どんな低いサービスを受けたとしても、甘んじて受け入れなければならない。それが男ですよ」
と、アナコンダ皮痴くんは缶ビールを煽った。

辞書語釈(抜粋)

与えられたものが不十分であってもそのまま受け入れる。特に、しかたのないものとして受け入れる。

甘んじる

#1479
小説
辞書の旅

【小説】
「こうなったのは全部あんたのせいだ」
「自己責任じゃない?」
「いや、あんたが先に選んでいいっていうから、結果的に私が地雷嬢」
「当て擦(こす)りだよ」

辞書語釈(抜粋)

他にかこつけて相手を悪く言うこと。当てつけがましく非難すること。また、そのことば。あてつけ。皮肉。

当て擦り

#1485
小説
辞書の旅

【小説】
あたいを口説き落とす前は偉そうに自分を誇っていたけれど、いざベッドに入ってみれば期待はずれだったわ。
自分さえよければいいっていう考えでは、女を満足させられないわよ。
ずいぶんと呆気ない男だったわ。

辞書語釈(抜粋)

物事の結果が意外に貧弱・簡単で、もの足りないさま。

呆気ない

#1522
小説
辞書の旅

【小説】「では明後日来てもらえますか」
「す、すみませんでした!」
「?」
二日後。
「来ないなあ。電話してみよう」
「もしもし?」
「先日は大変申し訳ありませんでした!」
「いや、なんで今日来ないの?」
「明後日来い! と言われましたので」

辞書語釈(抜粋)

二度と来るな!

明後日来い!

#1579
小説
辞書の旅

【小説】
「あんた、あたいに内緒で他の女を買いに行ったのね!?」
「いや違う。そんなつもりはなかった。連れに騙されたんだ。曖昧だったんだ。曖昧茶屋だったんだ!」

辞書語釈(抜粋)

料理屋などを装って娼婦を置いた店。

曖昧茶屋

#1701
小説
辞書の旅

【小説】昨日は思いのほか飲み過ぎてしまった。そういえば隣の不細工な女に声をかけたけど、あの後どうしたんだっ…え!?隣でいびきかいて寝てるじゃないか。
我ながら何ということをしてしまったのだ。

辞書語釈(抜粋)

自分のした事を、客観的に顧みて慨嘆したり 感慨にふけったり する様子。

我ながら

#1706
小説
辞書の旅

【小説】
「久松郁実の『#けしからんパイ』」
「吉岡里帆の『#けしからんパイ』」

辞書語釈(抜粋)

〔歌舞伎で〕二人の役者が、双方に関連のある長い文句を、互いに別の思いの独白として、交互に短く割って述べ、最後に同じ文句を同時に言って終わること。また、そのせりふ。

割(わり)ぜりふ

#1711
小説
辞書の旅

【小説】小学生のとき、担任に本気で怒られていた。
「お前ら本当にいいと思ってんのか!?」
横にいた武ちゃんが、「いかん」を「いきゃん」と呂律が回らず。

辞書語釈(抜粋)

ついに吹き出してしまった。
笑いを噛み殺す…笑い出しそうになるのを一生懸命こらえる。笑いを殺す。

私は笑いを噛み殺したが

#1753
小説
辞書の旅

【小説】
「君は間違ってる」
「あなたの方こそ」
「だから君は結婚できないんだ」
「あなたは離婚しているじゃないか」

辞書語釈(抜粋)

意見の違う者が互いに自分の説を譲ること無く主張△する(し、ついには第三者から見ればどうでもいい事まで議論し合う)こと。

論争