辞書の旅

あいうえお順、辞書名、検索、今日の言葉。辞書への敬意を持ちながら、佐藤嘉洋の解釈を主役として読むページです。

今日の言葉

クライマックス

【小説】 「大丈夫か?」 「あ、ありがとう」 身を呈して庇ってくれた男に、アタイの心はクライマックスに近づいていた。 「今日はもう離さないで」

この言葉を読む

辞書の旅

佐藤嘉洋は、この言葉をどう旅したか。

辞書の語釈を入口に、佐藤嘉洋の解釈・記憶・文脈へ進むための検索室です。

なにとぞ君
辞書の旅検定 20秒で、佐藤の解釈から言葉を当てる。

なにとぞ君が出す考察・持論を読んで、どの見出し語のことかを4択で選びます。10問連続正解で合格です。

981件

頁1266
小説 確認待ち
辞書の旅

「いつまでもしけこんでないで、しけこむぞ」
と、アナコンダ皮痴くんは落ち込んだ友達を風の谷へと誘った。

辞書語釈(抜粋)

①こっそり入りこむ。
遊里(ゆうり)などに入り込む。
②(シケは不景気の意)気のめいった状態で閉じこもる。

しけこむ

頁1251
小説
辞書の旅

「四角いとモテないわよ。丸くなりなさい」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

①四隅に角(かど)のある形。
②まじめでかたくるしいこと。
かどかどしいこと。

四角

しかく

頁1244
小説
辞書の旅

「あなたジェスチャーばかりね。それで騙してるつもり?」
と、アタイは呆れた。

辞書語釈(抜粋)

補説
ゼスチュアとも
意味
①身振り。
手振り。
手真似。
②思わせぶりな態度。
誠実さに欠ける形ばかりの態度。
みせかけ。

ジェスチャー

gesture

頁1238
小説 確認待ち
辞書の旅

「しい、静かにして。見つかるわよ」
とアタイは声をひそめた。

辞書語釈(抜粋)

①嘲笑の声。
②合図の声。
しっ。
㋐制止または警蹕(けいひつ)の声。
㋑動物を追う声。
㋒呼びかけの声。

しい

頁1237
小説
辞書の旅

「修羅の道は辛いぞ」
「最初に通った。辛いが、戦いは面白い」
「貴様一体……」
「元はお前と同じ人間さ」
と、地獄に落ちた男は異形の牛頭馬頭に言った。

辞書語釈(抜粋)

仏教用語
意味
四つの悪趣。
すなわち地獄・餓鬼・畜生・修羅の称。
関連
四趣
四悪道

四悪趣

しあくしゅ

頁1228
小説
辞書の旅

アナコンダ皮痴くんの残念会、あるいは反省会を開くときはコメダのシロノワールを食べながら。

辞書語釈(抜粋)

望みがかなわなかったくやしさを紛らして慰め合う会。

残念会

ざんねんかい

頁1219
小説
辞書の旅

「山椒は小粒でもぴりりと辛いってやつね。いろんな男がいるわね。侮れないわ」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

身は小柄でも、鋭い気性やすぐれた才能があって、侮ることができないのにいう。

山椒は小粒でもぴりりと辛い

さんしょうは こつぶでも ぴりりとからい

頁1173
小説
辞書の旅

「大丈夫よ。さしずめ生活には困らないわ。昔よりよっぽどマシよ」
とアタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

[一]①さしつまったこと。
どんづまり。
[ニ]①落ちつくところ。
結局。
②さしあたり。
今のところ。

差詰め

さしずめ

頁1171
小説
辞書の旅

「アタイを差し置いて違う女を指名するなんて!」
と、女は叫んだ。

辞書語釈(抜粋)

①「おく」を強めていう語。
②そのままに捨ておく。
放っておく。
③当然すべき人をとび越して事をする。

差し置く

さしおく

頁1164
小説
辞書の旅

錯乱した女がこちらへ向かってきた。
「あんたのせいよ!」

辞書語釈(抜粋)

思考・感情などが入りまじって、頭が混乱すること。

錯乱

さくらん

頁1161
小説
辞書の旅

二人の男が茶屋で雑談をしていた。
「俺の作蔵は元気だぜ。100歳までは現役でいてもらわなくちゃ」
「ところで使い道あるの?」
「おいおい」
と、男たちはかんらかんらと笑った。

辞書語釈(抜粋)

①男根の擬人名。
②作助に同じ。

作蔵

さくぞう

頁1158
小説
辞書の旅

「先っちょだけって頼んだのですが断られました」
と、アナコンダ皮痴くんは風の谷から戻ってきた。

辞書語釈(抜粋)

ものの先端。
先っぽ。

先っちょ

さきっちょ

頁1158
小説
辞書の旅

「先っちょだけって頼んだのですが断られました」
と、アナコンダ皮痴くんは風の谷から戻ってきた。

辞書語釈(抜粋)

ものの先端。
先っぽ。

先っちょ

さきっちょ

頁1156
小説
辞書の旅

「あら、盛り時のお兄さん、遊んでく?」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

①盛りの時期。
旺盛な時。
②獣類の発情期。
交尾期。

盛り時

さかりどき

頁1137
小説
辞書の旅

「これは幸先がいい!」
と予約困難嬢を一撃でゲットしたアナコンダ皮痴くんは喜んだ。

辞書語釈(抜粋)

①めでたい事のある前ぶれ。
吉兆。
②これから物事を行おうとする時の前兆。
縁起。

幸先

さいさき

頁1136
小説
辞書の旅

「そうですか、あなたもサイコパスでしたか。それなら理解し合い、友だちになれますね」
と、気狂いの男は言った。

辞書語釈(抜粋)

精神病質の俗称。

サイコパス

psychopathy

頁1122
小説
辞書の旅

「やはり一期一会ですから、渾然一体を目指したいところです」
とアナコンダ皮痴くんはウインクした。

辞書語釈(抜粋)

出典
朱熹(しゅき)『太極図説解』
意味
あらゆるものが完全に混ざり、溶け合って一つになっているさま。

渾然一体

こんぜんいったい

頁1112
小説
辞書の旅

「ねえ、さっき知らない女の人から『私の彼氏を返して』って泣きながら言われたんだけど」
「これはいかなこと」

辞書語釈(抜粋)

驚いて言う語。
これはまあ、どうしたことか。
狂言で多く用いる。

これは如何なこと

これはいかなこと