辞書の旅

あいうえお順、辞書名、検索、今日の言葉。辞書への敬意を持ちながら、佐藤嘉洋の解釈を主役として読むページです。

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いろいろな宗教の考えを学びたいので、無宗教でいる。 しかし、日本語の辞書をずっと読んでいるので、儒教と仏教に傾いてはいる。

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辞書の旅

佐藤嘉洋は、この言葉をどう旅したか。

辞書の語釈を入口に、佐藤嘉洋の解釈・記憶・文脈へ進むための検索室です。

なにとぞ君
辞書の旅検定 20秒で、佐藤の解釈から言葉を当てる。

なにとぞ君が出す考察・持論を読んで、どの見出し語のことかを4択で選びます。10問連続正解で合格です。

981件

頁2292
小説 確認待ち
辞書の旅

「こっちの気も知らないで、なにのほほんとしてるのよ!」
と、アタイは言った。
「のほほんのほほん」
と、男たちは囃(はや)し立てた。

辞書語釈(抜粋)

①江戸時代の俗謡の囃子詞(はやしことば)。
②他に無頓着で平然としているさま。

のほほん

頁2290
小説
辞書の旅

「ひどい男ね!」
と、アタイは罵った。

辞書語釈(抜粋)

①がやがやと言い騒ぐ。
騒ぎたてる。
②高い声や音をたてる。
③大げさに言い立てられる。
盛んな評判が立つ。
④勢いが盛んである。
⑤声高に非難する。
(感情的になって)大声で...

罵る

ののしる

頁2288
小説
辞書の旅

「ぎゃあっ!」
と、妖怪が現れた。
「ノツゴね」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

(四国地方で)
夜道を通る人や牛馬に憑(つ)いて歩けなくするという妖怪。
赤子の声や「ぎゃあっ」という声を出す。
牛馬供養や無縁仏供養をすると出なくなるなどという。

野つご

のつご

頁2287
小説
辞書の旅

「のたれ死んだところで……」
と地獄に落ちた男は言った。

辞書語釈(抜粋)

路傍などに、倒れて死ぬこと。
また、それに似たみじめな死に方。
ゆきだおれ。

野垂れ死に

のたれじに

頁2284
小説 確認待ち
辞書の旅

「よくのこのこと出て来られるわね」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

情況を考えず不用意に、または、のんきに現れるさま。

のこのこ

頁2283
小説
辞書の旅

「退けば他人よ」
とアタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

夫婦も離婚すれば他人同士で、何の関り合いもなくなるということ。

退けば他人

のけば たにん

頁2279
小説
辞書の旅

「この脳足りん!」
と、妻が息子に言った。

辞書語釈(抜粋)

(脳味噌が足りないの意)
人をののしる語。
馬鹿。
阿呆。

脳足りん

のうたりん

頁2252
小説
辞書の旅

のらりくらりと風の谷を遊び歩く男がいた。
「おお、あのお方じゃ。名前を出すのも畏れ多い」
と年老いた男は、ひれ伏した。

辞書語釈(抜粋)

のらりくらりと遊蕩(ゆうとう)する男。
なまめいた男。
うかれおとこ。

滑り男

ぬめりおとこ

頁2248
小説
辞書の旅

男女が話し込んでいた。
「身動きできないわ。もうどうにもならない。のっぴきならないってやつよ」
「どうしたの?」
「抜き差しならぬ!」
と、感情的になった女が言った。

辞書語釈(抜粋)

身動きできない。
どうにもならない。
のっぴきならない。

抜き差しならぬ

ぬきさしならぬ

頁2221
小説 確認待ち
辞書の旅

にたにたと笑う男が、そこで立っていた。
「よう、待っていたぜ」

辞書語釈(抜粋)

内心のよからぬ喜びを表情に出して、声を立てずに笑うさま。

にたにた

頁2220
小説 確認待ち
辞書の旅

「あの男、ちょっとにすいわね」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

(岐阜・愛知県で)弱い。
また、頭の働きがにぶい。

にすい

頁2213
小説
辞書の旅

「アタイは二号でも三号でもいいわ。気楽じゃない」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

(第二番目のものの意)
めかけの俗称。

二号

にごう

頁2181
小説
辞書の旅

「何はともあれ良かったじゃない。命あっての人生よ」
と、アタイは傷ついた男を労った。

辞書語釈(抜粋)

ほかのことはどうあろうとも。
ともかくも。

何はともあれ

なには ともあれ

頁2176
小説
辞書の旅

「なっちょらん!」
と、年寄りの爺さんが遊郭で言った。

辞書語釈(抜粋)

問題にならない、まるでむちゃくちゃだ、という意の俗語。

なっちょらん

(ナッテオラヌの転)

頁2173
小説
辞書の旅

「謎を解きました」
と、アナコンダ皮痴くんは言った。

辞書語釈(抜粋)

①なぞなぞの意を解して答える。
②遠回しの言いかけを聞いて、その意味を解いて知る。
③むずかしい問題などを解決する。

謎を解く

なぞをとく

頁2168
小説
辞書の旅

アタイは投げキッスを送った。

辞書語釈(抜粋)

指先を自分の唇に当て、その指を相手に投げ送る身ぶり。

投げキッス

なげきっす

頁2161
小説
辞書の旅

「勝負は長引いているようね」
と、アタイは腕元の時計を見た。

辞書語釈(抜粋)

予想または予定した以上に時間が長くかかる。
はかどらず、のびのびになる。
延引(えんいん)する。

長引く

ながびく

頁2147
小説
辞書の旅

「蔑ろにするのは愛が無いからよ。恨まれるわよ」
と、アタイは言った。

辞書語釈(抜粋)

(ナキガシロ(代)の音便(おんびん)。無いも同然の意)
①他人や事物を、あっても無いかのように侮り軽んずるさま。
②しどけないさま。
むぞうさなさま。

蔑ろ

ないがしろ