勝ち負けを度外視して、戦っていて楽しいと思った試合はありますか?

はい。殺伐としたリングの上に自然と笑みがこぼれてしまうような瞬間が訪れるときがあります。それまでの疲労感が突如として消え去り、この世には目の前の対戦相手以外、いなくなってしまったかのような感覚です。それは宗教的な“悟りを開いた状態”なのかもしれません。ここ最近だと負けはしましたが、2013年のvsブアカーオの最終ラウンドで少しだけそのような気持ちになりました。次の試合は、全開で楽しくなってしまうような戦いを繰り広げたいです。