人を楽しませるには何が必要でしょうか? よく「相手が興味のあることを話せ」と言いますよね。でも相手に合わせるばかりで自分が楽しんでいないと、そういった気持ちは何かしらのシグナル(ふとした仕草など)に現れてしまうように思うんです。無理することなく、相手を楽しませてあげるにはどういったことから取りかかるといいと思われますか? 佐藤さんは、人をクスリと笑わせ、プチハッピーを届ける名人だと思います!

最近まで私は、人を楽しませるには、まず自分が一番楽しまなければならない、と信じていました。
しかし、それも人によるな、と今は感じています。
自分にしか興味のないことだけを話し、自分にしか理解できないことだけを話していたら、本人は気分が良いかもしれませんが、聞いている周りの人たちは、苦痛にしか感じられないでしょう。
“饒舌”と“話し上手”は、まったく違うものだと認識しています。
周りの空気なんて読まなくていい!という説もありますが、やはり人と人とのコミュニケ―ションです。
場の空気を読みながら、話の内容を柔軟に変えていくというのは重要なことでしょう。
また、自分が話の主役になろうとせず、相手を主役にしてあげる心持ちでいれば、大概相手は楽しんでくれるのではないでしょうか。