佐藤さんの意見を聞きたいのですが、ある本には人生を充実させるには「毎日を人生最後の日のつもりで生きろ」と書いてありましたが別の本では「焦らず力を抜いてゆっくり生きないと地に足がつかない」と述べてありました。佐藤さんは生き方のペースをどう思われますか?

どちらの考え方もアリだと私は思います。ひとつ言えるのは、この二つの生き方、考え方を知らずにいることと、知った上で生きていくことは、一見やっていること、流れる時間が何も変わらないようで、実は「質」が全然違うと考えています。あなたも、自身の生き方を大いに悩んでみてはどうでしょうか。私も日々、色々と考えていて、まったく飽きることがありません。それから、「意見」はその時々で変えてもいいと思うんですよ。今日を必死に生きたら、明日はのんびりと生きてもいいんじゃないかな、って。