自分は大学生なのですが、自分の学部では正論ぶった嫌がらせというか、病気で休んだ人にまで「サボリ」や「怠け」などと決めつけ、道徳論のような言葉で攻撃する人が多いです。そういう人たちに悪口を言われるのを恐れたり馴れ合うよりも、一匹狼のように過ごそうと思ってます。自分はひねくれてるのかなあとも思う時があるのですが佐藤さんはどう思いますか。

そういった道徳論で攻撃する人は、正しい行動をしている自分をもっと周りに認めてもらいたい、という欲求があるのではないでしょうか。また、深層心理では「自分も本当は休みたいのに、あいつだけ休みやがって」というやっかみも大きいのでしょう。人の悪事を大仰に批判する人は、大概の場合「自分も本当はそうしたいのに……」という思いが込められていることが多いです。以前から公言していますが、私は清廉潔白のキレイな人間ではありません。だから、他人のことを一方的には批判できません。ちなみに私は一匹狼というより、「まあまあ、そういうこともあるんじゃないですか」と“なだめる派”ですかね。