微笑む

❶声を立てずにわずかに笑う。にっこり笑う。微笑する。
《表現》多く好意的な笑みにいうが、悪意の笑みにも使う。
❷花が少し開く。ほころぶ。「桜の花がー」
❸〔比喩的に〕自然の気象・風物などが人を好意的に迎え入れる意を表す。「夏の夜が優しくー」

ほととぎす

夏鳥として渡来するカッコウ科の鳥。背面は灰褐色、腹面は白色で黒い横斑がある。
自分の巣はもたず、ウグイスなどの巣に托卵。
高く鋭い鳴き声は「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク」などと聞きなされる。

個人の立場や利害にとらわれず、広く身の回りのものすべての存在価値を認め、最大限に尊重していきたいと願う人間に本来備わっているととらえられる心情。

目的

行動を始めるに際して、最終的な成果として期待し、その実現に向かって努力しようとする事柄。
目的と努力はセットだったんですね!

洞ケ峠

形勢を見て、いつでも有利な方につけるような態勢をとること。日和見。「ーを決め込む」
▼1582年の山崎の合戦で、筒井順慶が洞ケ峠(京都府八幡市と大阪府枚方市の境にある峠)に軍をとどめ、明智勢に加勢するかどうか戦況をながめていたという俗伝から。

煩悩

仏教で、心身を悩まし、煩わせ、苦しめる心の作用。一切の欲望、他者への怒りや憎しみ、仮の実在への執着など。

マキアベリズム

❶イタリアの思想家、マキアベリが『君主論』の中で述べた思想。
君主の統治技術を論じ、国家の利益のためならいかなる反道徳的行為も容認されると主張する。
❷目的のためには手段を選ばないやり方。権謀術数主義。
◆「マキャベリズム」とも。

本物

❶にせ物や作り物でない、本当のもの。
❷見せかけやまやかしでなく、実質を備えていること。本格的であること。

まで

〔二〕《副助》❶極端なものを例示して、他はましてと暗示する。
「君まで僕を疑うのか」
「親にまで見かぎられるとは」
「こんな苦労をしてまでも生きねばならないのか」

末法思想

末法に入ると仏教は衰え、やがて教法の消滅に至る法滅の時代を迎えるとした悲観的な歴史観。平安末期から鎌倉時代にかけて流行した。▼「末法灯明記」などにより、日本では永承7(1052)年に末法に入るとされた。