見ず転・不見転(みずてん)…芸者などが、金次第でどんな相手にも身をまかせること。また、その芸者など。
▼花札で、状況を考えないで札を出すことから。
水掛け論…お互いが自分の主張をまげず、決着がつかないまま続く議論。
【小説】 「浮気したわね?」 「君だって何の相手もしてくれないじゃないか」 「つまり浮気したのね?」 「君を愛しているのに」 「そんなの嘘よ。浮気したに違いないわ」 「被害妄想だ」 「刺すしかないわね」
水は方円の器に随(したが)う
人は環境や人間関係に感化され、よくも悪くもなるということ。▼水は容器の形に従って四角くも丸くもなることから。
名字
代々伝えられているその家の名。姓。
「名字帯刀(=名字を名のり、大小の刀を帯びること)」
▼江戸時代、一般の庶民は名字を名のることを許されなかった。
脈がある
❶脈拍があり、生きている。
❷見込み・望みがある。
《注意》男女関係についていうことも多いが、「気がある」の意で使うのは誤り。
「○脈があるようなので彼女に告白する」
「✖️彼、私に脈があるみたい」
耳を揃える
まとまった金額を不足なく用意する。
▼大判・小判の縁を揃える意から。
向こう
❺遠く離れた土地。特に、外国。あちら。
「ーのボクサーは寒さに強いから〈沢木耕太郎〉」
無技巧の技巧
芸術創作などで、技巧らしい技巧を用いないことが、かえって技巧以上の効果を上げること
無冠の帝王
権力に屈することなく論評する人の意から、ジャーナリスト、特に新聞記者のこと
昔話
❷口承文芸の一つ。民間に口承されてきた説話。空想的な世界を題材とし、「むかしむかし、ある所に」などの決まります文句で始まるのを特徴とする。『一寸法師』『かちかち山』『桃太郎』など。