強豪選手だったのに引退試合をしない選手がいます。例えばグレコ、フィリオ、アビディなどです。やはりアーツやホーストのように引退試合ができる選手は幸せなんでしょうね。

「引退試合をする、しない」は、「本人が望む、望まない」に関わらず興行的な面も大いにあると考えられます。その選手の引退試合をやることによって、観客をたくさん集められるのなら興行側はやりたいでしょうし、集められないのなら選手側がどれだけ望んでも実現することは少ないでしょう。あくまで商業ベースである興行の世界ですから、まずは「儲かるか、儲からないか」が優先されるのはある意味仕方がないと私は考えます。