一夫多妻制をどう思いますか?
今の私には、可能だとしても“二妻”が限度ですね。5人も6人も妻を持つことができる国や、日本でもそんな時代はありましたが、その夫は果たしてすべての妻に対して、軋轢が起こらないよう平等に愛情を分配できたのでしょうか。さて、女性からは怒られそうですが、自然の摂理からすると一夫多妻制って理にかなっているんですよ。動物のメスたちが強いオスに惹かれるように、女性が子孫を残すために優れた遺伝子を求めるのはごく自然なことなのです。現代において強さの象徴は、お金です。経済的に甲斐性のある男というのは、それだけ優れた遺伝子を持っているということだと私は考えます。しかしそうなると、いたって一般的な遺伝子は子孫を残せなくなります。それをなるべく平等にしようとして、ある意味文化的な生物である人(あるいは日本人)が一夫一妻制を導入したのではないでしょうか。でないと日本中が、たとえばソフトバンクの孫さんの子孫ばかりになっちゃいますものね。けれど一方で、孫さんのような優秀な遺伝子は、この世に100人くらいの子孫を残す資格が十二分にあるんじゃないか、と私は思っています(……すでにいたりしてね)。