未だ
❶《下に否定的表現を伴って》物事がその段階では実現されていないさま。いまだ(に)。
《注意》「まだ未◯◯」は重言。「まだ未完成」
《表現》強調して「まだまだ」とも。
右も左も分からない
物事を理解する力がない。西も東も分からない。
《注意》「左も右も分からない」は誤り。
身を粉(こ)にする
苦労をいとわず、一所懸命に仕事をする。《注意》「粉」を「こな」と読むのは誤り。
みっともない
人に見られたり聞かれたりしたくないさま。体裁が悪い。
▼「見とうもない」の変化した語。
《注意》「みっともいい(ものではない)」「みっともよくない」「みっとも悪い」は誤り。また、丁寧形を「みっともありません」とするのは標準的ではない。
水清ければ魚(うお)棲まず
清廉にすぎるとかえって人にうとんじられるたとえ。
脈がある
❶脈拍があり、生きている。
❷見込み・望みがある。
《注意》男女関係についていうことも多いが、「気がある」の意で使うのは誤り。
「○脈があるようなので彼女に告白する」
「✖️彼、私に脈があるみたい」
野に下る
公職から民間の生活に入る。下野(げや)する。
《注意》⑴「野」を「の」と読むのは誤り。⑵与党が野党の地位に落ちる意で使うのは俗用。
焼け木杭(ぼっくい)に火が付く
以前に関係があって一度縁が切れていたものが、またもとの関係に戻ることのたとえ。多く男女関係にいう。
▼一度焼けた杭(くい)は燃えつきやすいことから。
《注意》「焼けぼっくりに火が付く」は誤り。
利いた風
わかってもいないのに、知ったかぶりをして生意気な態度をとること。
《注意》「聞いた風」と書くのは誤り。
奇特
行いや心がけがまれに見るほどすぐれていること。殊勝。きどく。
《注意》近年、「こんなものを買うなんて奇特なやつだ」など、風変わりの意でも使われるが、誤り。