蒙求
秦漢(しんかん)以前の時代から南北朝までの古人の有名な故事・言行を集めた幼学書。唐の李瀚(りかん)の撰。現在の流布本は徐子光(じょしこう)の補注本。
「蒙求」の二字は『易経』蒙訃(もうか)の
管子
春秋時代の斉の宰相管仲(かんちゅう)とその系列下の学者の言行をまとめた思想書。
管仲の死後に関する記述もあり、管仲に仮託されたもので、古い部分もあるが、おおむね戦国後期から漢初の成立と考えられている。
ピンからキリまで
最高のものから最低のものまで。また、始めから終わりまで。
△ピン=カルタ、サイコロなどの目の一の意から、最上等の。ポルトガル語のpinta(=点)の変化とされる。
火の無い所に煙は立たぬ
根拠のないところにうわさは立たない。うわさが立つのは、何かしらそれなりの根拠・理由があるからだということ。
中庸
儒家思想の哲学的根拠を説いた書。四書の一つ。
もともとは『大学』と同じく『礼記(らいき)』の中の一篇。
孔子の孫である子思(しし)の著と伝えられるが異説が多い。一巻からなる。
覆水盆に返らず
一度してしまった失敗は、とり返しがつかないこと。いったん別れた夫婦の仲は、もとには戻らないというたとえ。一度こぼれた水は、二度ともとの盆に戻らないということから。
▽覆水=こぼれた水。
笛吹けども踊らず
人に何かをさせようといろいろとはたらきかけても、相手がそれに応じないことのたとえ。踊らせようとして笛を吹いても、だれも踊り出さないという意から。
「笛ふけど踊らず」ともいう。
夫婦は他人の集まり
夫婦は、もとは他人だった者が一緒になったものだから、仲が悪くなったり離婚したりすることもあるということ。
名作の中の四字熟語
地獄変 / 1918年
三面六臂
自業自得
四苦八苦
老若男女
富貴(ふうき)なる者は人を送るに財を以(もっ)てし、仁人(じんじん)は人を送るに言(げん)を以てす
富貴の者が人と別れるときは、餞別として金品を贈るが、仁徳のある者は、その人のためになるよいことばを贈る。