消化不良

胃や腸のはたらきが悪くて、食べ物の消化がうまくいかないこと。
また、知識や技術がまだ自分のものになっていないことのたとえ。
補説
「消化」は胃や腸で食べ物を分解して、吸収できるようにすること。
「不良」ははたらきがよくないこと。

義を見てせざるは勇無きなり

人として行うべき正しいことと知りながら実行しないのは、その人に本当の勇気がないからだということ。
出典
論語
対義
触らぬ神に祟りなし

管を巻く

酒に酔って、とりとめもないことをくどくどと言い続けること。
管=紡績に使う糸を巻きつける小さな軸。
補説
糸繰り車を回すと、ぶんぶんと音を立てるが、その単調な音を、酔っぱらいの繰り言にたとえたことば。

上意下達

上位の者の意志や命令を、下位の者に徹底させること。
出典
日本政記
補説
「上意」は上の者の意志や命令。
「下達」は下の者に通じさせること。
「上命下達」も同じ意味。
対義
下意上達

孔雀は羽ゆえ人に捕らる

なまじ長所があるために、かえって不幸になることのたとえ。
孔雀は羽が美しいので人に捕らえられることから。
下に「麝香(じゃこう)は臍(へそ)より身を滅ぼす

駿足長阪

すぐれた人が困難にあって、自分の才能を試してみたいと思うことのたとえ。
出典
陸厥(りくけつ)–詩

腐れ縁は離れず

悪縁は、なかなか断ち切ることができないということ。
腐れ縁=男女関係をはじめ、広く好ましくない関係を指す。
一説に「鎖縁(くさりえん)」で、断ち難い縁のことともいう。

少欲知足

多くの物を欲しがらず、少しの物で満足すること。
出典
大涅槃経
だいねはんぎょう

情状酌量

裁判で、諸事情を考慮して、刑罰を軽くすること。
補説
裁判の用語だが、一般にも過失をとがめたり、懲罰を加えたりするときに、同情すべき点など諸事情を考慮することをいう。

形影相同じ

心の善し悪しがその行動に表れるたとえ。
影が体から離れないように、関係が親密なことをいう。
「形影相随う」ともいう。